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予告・第14回ふくおか水もり自慢!In矢部川
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    第14回ふくおか水もり自慢!In矢部川・予告

    「源流の森、里山、海をつなぐ川から暮らしと防災を考える」

     

    日時 1217日(日)10001700930受付)

    1730から懇親会を会場横のホールで行います

    (参加費:大人1,500円、高校生以下無料)。

    会場 おりなす八女「はちひめホール(小ホール)」

    八女市本町602-1 TEL 0943-22-5332

     

    プログラム

    1000 開会 

    基調講演・報告

    ※H29年豪雨災害に関すること、 H24年豪雨災害の復興取り組みなどについて数名にご登壇予定。

    1200 昼食 (やべがわ鍋と棚田米ごはん無料)

    1250 絵画コンクール表彰

    1300 活動報告(3×4050団体)

    1700 閉会

    終了後17時半〜19時懇親会(希望者)

    水もり自慢矢部川

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    河川協力団体事務局会議 河川法改正20年講演会 開催
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      河川協力団体事務局会議 河川法改正20年講演会 開催

      911日 福岡市博多駅前

      九州河川協力団体の事務局会議及び研修会が九州中からの団体が集い午前から午後にかけて行われ、意見交換などを行った。その後、河川法改正20年講演会が元水管理、国土保全局長の金尾健司氏を講師に迎えて行われた。(鍋田康成)

      河川協力団体会議vol.109_04-05p

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      第10回いい川・いい川づくりワークショップin九州 開催
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        第10回いい川・いい川づくりワークショップin九州 開催

        筑後川まるごと博物館と子ども学芸員OBも活動発表!

        2017年99日・10  福岡市内、福岡大学

         

         今年10回目を迎えたこの大会は、前身の「川の日ワークショップ」から数えると20回目の節目の大会です。全国の川や水に関わる活動している団体や関係機関が集まって交流するための場となっています。  今年は九州での大会開催となりました。  全国から応募のあった44団体、そして韓国の3団体の活動報告がされました。そのうち、筑後川まるごと博物館がくるめウスで行っている子ども学芸員養成講座に参加している子ども学芸員のOB高校1年生が、自分が調査研究した結果を発表しました。「ウスバキトンボの飛翔能力」というテーマで昆虫と航空力学をミックスしたユニークな発表は会場を湧かせました。  筑後川まるごと博物館としては、毎年実施している「昭和28年大水害を伝える会」でまぼろしのレコード「災害派遣の歌」が発見されたことについて発表し、会場に音楽を流して披露しました。  また、パネルセッションでも、それぞれのパネルの前で訪れた人たちに解説を加えて注目を浴びました。  他の団体の子どもたちや学生たちもすばらしい発表が多く、彼らにとって、学校以外の場でのこのような経験は必ず将来に生きていくだろうと確信した大会でした。 (鍋田康成)

        いい川づjくりWS福岡vol.109_02-03p

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        河川協力団体 全国協議会 全国ミーティングin久留米 開催
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          河川協力団体 全国協議会 全国ミーティングin久留米 開催

          2017年98日 久留米市役所

          久留米市庁舎において、第4回全国ミーティングが全国の団体から約30人が集って行われた。九州河川協力団体連絡会議の濱崎代表から、九州における河川協力団体の活動についての報告のあと、各地からの報告や意見交換が行われた。(鍋田康成)
          河川協力団体会議vol.109_04-05p

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          筑後川流域圏の創生と市民連携(座談会)
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            筑後川流域圏の創生と市民連携(座談会)

            人口減少、治水対策、グローバル化への対応など、 筑後川流域には多くの課題があります。 流域を一体的にとらえて、それらの解決を図るとともに、 地域の創生・持続可能な流域の形成を推進すべく、 産官学民の立場から現状と課題、 今後の展望等について意見交換がされました。

             

            出席者

            富岡 誠司(筑後川河川事務所 所長)

            永田 見生(久留米大学学長)

            佐藤 幸甫(北部九州河川利用協会 前理事長)

            田中慎一郎(北部九州河川利用協会 理事長)

            園田  匠(上流域代表・ひた水環境ネットワークセンター理事長)

            駄田井 正(中流域代表・筑後川流域連携俱楽部 理事長)

            本間 雄治(下流域代表・大川未来塾 理事)

             

            司 会

            伊佐  淳(久留米大学教授 久留米大学経済社会研究所 所長)

            山本 隆利(北部九州河川利用協会 専務理事)

             

            筑後川との関わりの中で

             

            山本 筑後川流域を取り巻く人の輪は、全国の川仲間から注目されています。筑後川流域連携倶楽部に続き、久留米市立金島小学校が日本水大賞を受賞しました。2年続けて同じ河川流域からこの大賞を受賞できたことは大変な誉れです。今日はそういうなかで、活発な活動を支えている皆様を交えて、筑後川新聞対談を企画させてもらいました。

            伊佐 本日の進行をさせていただきます。テーマは「筑後川流域圏の創生を産官学連携で」です。まず、其々の組織の特徴や活動内容、筑後川との関わりについてご紹介ください。

            園田 当会は1992年に発足しました。当時の日田には、水問題、山林の問題、ゴミ問題等、様々な環境活動団体が存在していましたが、個々の連携が希薄でした。そこで官・民双方向のネットワークを作るべく誕生したのが当会です。以来、「子供たちに泳げる川を」を合言葉に、清流復活運動、水量増加運動、水質改善等を展開。一方で、まちづくり、ひとづくりにも取り組んでいます。毎年、小学生を日田から有明海まで案内するバスツアーを開催していますが、有明海に浮かぶゴミを見た時、子供達は美しい水を下流に流す上流の住民としての責任を感じてくれます。そういった活動を流域の団体や、河川管理者と協力して今後も続けたいと思います。

            駄田井 私は、久留米大学産業経済研究所(現・経済社会研究所)所長として筑後川流域の総合的研究を実施する中で、河川管理者、流域の団体、地方自治体等とご縁を戴きました。当会の大きな目的の一つに筑後川流域全体の連携促進があります。流域連携の象徴は筑後川フェスティバルですが、年に一度の祭典の為、継続的に連携を育む組織として当会が誕生。福岡県下でもいち早くNPO認証を受け基盤を強化しました。以来、筑後川新聞の発行、筑後川まるごと博物館、まるごとリバーパーク、筑後川ブランド等を立上げ、流域全体をひとつの経済圏と捉えた地域振興、環境保全の活動を展開し、上下流の繋ぎ役を目指します。

            本間 大川未来塾は第1回筑後川フェスティバルの主催団体が母体となり誕生しました。主にまちづくりと川づくりを柱に活動してきた団体です。下流域には多くの物が流れつきますが、「歴史」もその一つです。今般、廻船問屋の資料を50冊発見しました。明治35年頃に若津港から東京、大阪へ向け出航した船舶の乗船名簿等で、その中に浮羽産の米約1200トンが東京と神戸に出荷された記録が残されていました。このような点から、当会は歴史も流れてくる最下流のNPOだという思いを強くしています。今後はゴミ回収船活動、住民への防災教育、沈廃船の調査などを実施し、新聞社などと連携して情報発信をしようとしています。

            富岡 私共は筑後川・矢部川の整備と管理を行っています。治水事業においては、今日、堤防などのハード整備だけでは想定を越える災害に対応することが難しいので、地域住民や自治体と連携して避難を促すための防災教育や情報提供などのソフト対策を強化しています。また、平成9年の河川法改正で、河川管理の目的の中に環境保全が盛り込まれました。ところが、河川環境を脅かす有害な因子は河川の外、つまり、私共の管轄区域の外から入ってくるので、我々だけでは対策が困難です。河川の環境を守っていく上で、市民団体との連携を深めていくという事は非常に重要だと思います。

            永田 本学と筑後川の関わりの一つに、日本住血吸虫症の中間宿主である宮入貝の調査研究があります。久留米市では、この病に起因する肝臓疾患が非常に多かった為、本学医学部は肝臓の研究で世界的に有名になりました。その成果は昭和49年、昭和天皇が久留米に行幸された折に御視察を賜りました。

            伊佐 筑後川流域連携倶楽部では、子供たちの川遊び体験イベントを開いていますが、安心して親水活動ができるのは、寄生虫の撲滅に尽力戴いた皆様のおかげでもあるわけですね。

            永田 水害という点では、昭和28年水害時に、2階の床よりも高い所まで水位が上がりました。病院も浸かってしまいました。その時は久留米市や石橋家に助けて頂いて本学が生き延びました。筑後川には苦い思いもあじわいました。

            佐藤 北部九州河川利用協会は、筑後川河川事務所の委託で河川の維持管理をしています。他に公益事業として、筑後川フェスティバルや日田の千年あかり、子供たちの川の勉強会等、市民団体が企画する川の様々な事業を援助させて頂いています。イベントや遊びの中に、川の重要性を知って頂く事が川に関する事のバックアップになるのではないかと思っています。平成9年に河川法が変わりましたが、私どもはその前からそういう活動をしているパイオニア的な存在だと自負しています。そういった活動が集約されて平成9年の法改正につながったのだと感じています。私事ではありますが、このたび永年関わってきた当協会の理事長を退任し、顧問に就任することとなりました。連携倶楽部が取り組んでいるリバーパーク推進には引き続き係ってまいりますので、引き続きよろしくお願いします。

            伊佐 今佐藤理事長、前理事長という事になりますが、紹介がありました。次の理事長になられた田中様、これからの取り組みについて抱負をお願いします。

            田中 明治24年、ヨハネス・デ・レーケが治水雑誌に寄稿した中に「改修に関する事項から修繕に至るまで、すべて中央もしくは地方政府が施工すべきものであって、人民はただこれを傍観し、相省みざるを得ないとする考えは治水の被害を大きくする。」という一節があります。他人任せだと奮発力が滅亡し、志操の発達を妨げてしまう。つまり、自分で考えなくなってしまいます。産学官民の方が治水利水環境、川づくりに対して、自分の思いはこれだ!という意識を持つことが大事。協会はその助けになる活動をしていきたいと考えています。

             

            産官学民連携で流域の創生を行うために

             

            伊佐 皆様それぞれの立場で活動をされておられますが、市民活動や、それを支援する団体や組織があって、産学官民の連携がもっと活発になることが求められているのではないかと思いますが、今後の活動に向けて展望をいただけませんでしょうか。

            園田 昨年11月、長年にわたり産官学民がひとつになって議論し合った、水量増加運動に結論が出ました。水郷日田を育てていくというのが我々の総意です。そして、世代交代。昔のきれいな川を知る人は現在80歳以上です。つまり、きれいな三隈川を見たことがない人が川づくりをやっている段階に入っています。今後は流域のあらゆる方と意見を交換し合いながら、世代交代を実現する為の方策を見つけたいと感じました。そんな中、心強いネットワークも誕生しました。筑後川流域も含め、九州全体の流域において、河川協力団体の次世代メンバーのグループが正式に発足しました。九州各地の若い世代が一つになることも次世代の育成に大きく役立つと期待しています。

            駄田井 遊び、学び、仕事を流域で一体化させるような、事業作りが目標でした。学びは筑後川まるごと博物館。遊びは、流域を一つの観光圏にするリバーパーク構想の推進。仕事は筑後川ブランドという部分で、久留米大学との連携のもとやっています。今後は長年懸案になっている森林トラストを進めたい。上流域では尾根や渓流など自然林が望ましい場所も人工林になっている。そういう場所をトラストとして買上げ自然林に戻したい。そのためには土地を買い上げる資金と人工林を自然林に戻すノウハウを持つ人々の参画が必要になります。

            本間 川の後継者をどうやって育てるか、筑後川、白川、嘉瀬川等のNPO代表と協議を重ねてきたところです。次世代の発掘育成は喫緊の課題です。次がいないと展望が出てきません。今まさにタイムリミットが迫ったピークだと思います。これは本格的なプロジェクトとして取り組まないと本当に活動を継承してくれる人が出てこないと思います。ぜひ各団体も取組んで頂きたいし、私たちも一緒になってやっていきたいという気持ちがあります。

            富岡 私個人の思いですが、上下流がもっとお互いを尊重し、思いあう事が必要だと感じます。上流は水が流れつく下流を思いやり、下流は水が生まれる上流に感謝をする。私共も上下流の理解促進を深める働きかけを行いたいです。もう1点、福岡都市圏の水道水3分の1が筑後川の水を使っていますが、そのことに対する認知度が低いと思います。生活の基盤である水が筑後川から届いている事、そして、筑後川流域全体のことを福岡都市圏の人にもっと知ってもらう事も、我々が取り組んでいくべきテーマなのかなと個人的に思っています。今年筑後川フェスティバルが福岡市であるので、その事を理解してもらう良いチャンスだと思います。

            佐藤 流域という言葉が盛んに出ていますが、水を集めるという物理的な意味での流域から、さらに広い、利水の及ぶ範囲内、言いかえると、水の影響圏も含めた河川への理解というのが必要だと思います。そちらの方々の関心をもっと深めてもらいたい。

            田中 人づくりが非常に重要です。今までの流れが途絶えないよう後継者をいかに育てていくか、そして新しいアイデアを出せる人をどうやって育成するか。私共も人材育成の面で直接的にお手伝いできる部分もあるでしょうし、皆様と一緒に人づくりを行う工夫が出来たらいいなと思います。一方では、特徴が違う川から勉強をする事で物凄く発想が広がります。九州にも多くの川があり、さらにその上流・中流・下流毎の特徴があります。吉野川、利根川との交流もあります。それぞれの知恵をお互いに勉強しあう、誇りあうという中で、その知恵を筑後川にどう取り入れていくか、多くの川と連携しあうというところでこれから進めて行きたいと思います。

            永田 本学の基本理念の一つに「地域に貢献する実践的な人材の育成」があります。近年では、地域連携センターを設置し、周辺の自治体と協定を結んでいます。どうしても就職の希望が福岡市や関東に目が向くので、インターンシップなどを通して、地域に学生が残っていくような仕組みを作っていきたいと思います。人格に優れている人を地域に輩出するというのが私たちの使命です。医療の面では安心してお産が出来る環境づくり、親を教育するシステム作りも頑張っていますし、医療技術を応用したバイオ研究にも取組んでいます。あらゆる角度から地域に貢献をしていきたいと思っています。

            山本 筑後川には、安全に川を使うための資格であるRACの資格を持つ人が少ないので増やしていきたいですね。最近は当協会の公募事業に応募する市民団体の数も増えています。皆さんが一生懸命活動していただいている成果が出てきたのではないかなと思います。そういう新しい方々も交えて、幅を広げて人材の発掘をしていくという事も必要かなと思います。川の駅の活動も含めて川とかかわる場が増えてきているので、人の輪が広がるよう、日ごろからの持続的な活動、情報共有化を図りながら全体で課題解決をしていくと良いと思います。

            伊佐 本日は、資金や、後継者の育成といった課題があげられました。川の駅などの拠点を通じた交流から、情報や物の交換が行われ、色々な関わりの中から新しい知恵が出てくるということもあると思います。流域連携は課題解決の方策だと思います。これが時代の求める形なのではないでしょうか。(記事作成/川嶋睦己)

            流域圏の創生と市民連携vol.107_01-08p

            流域圏の創生と市民連携vol.107_01-08p

            流域圏の創生と市民連携vol.107_02-03p

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            「環境保全学生連帯会議」くるめウスで開催
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              「環境保全学生連帯会議」くるめウスで開催

              2017325日 久留米市

              筑後川防災施設くるめウスに、東京、名古屋、九州など日本各地から中高校生や大学生など、環境を考える若者たちが自主的に集まり、各自の活動を発表し意見交換を行った。くるめウスで活動している「ちくご川子ども学芸員養成講座」のOBの高校生も参加して、くるめウス周辺の筑後川、高良川の河川敷で発見した昆虫類300種の中から「木につく虫」についての発表を行った。主催者の有明海塾の学生たち6グループの発表は、ローカルからグローバルな環境問題まで幅広く実に興味深い内容だった。若者たちの今後に期待する。(鍋田康成)

              環境保全学生連帯会議vol.107_04-05p

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              第14回 筑後川まるごとリバーパーク推進協議会
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                14回 筑後川まるごとリバーパーク推進協議会

                2月18

                流域の観光関係団体などで構成する協議会が行われ、2016年度ツアーの報告や2017年度ツアーの予定等が発表され、今後の進め方などが話し合われた。

                リバーパーク協議会2月vol.106_02-03p

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                筑後川まるごと博物館が環境保全団体交流会で活動発表
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                  筑後川まるごと博物館が環境保全団体交流会で活動発表

                  2017年2月19日 筑紫野市

                  筑北筑後地域環境協議会等の主催で開催された。基調講演は「すごい昆虫を探して」と題して丸山宗利氏(九州大学総合研究博物館助教)が世界の珍しい昆虫の話をされた。交流会では、生き物に関わる市民団体が多数集まり、小学生から高校生までの参加者も交えて活動発表をして意見を交わした。筑後川まるごと博物館は、筑後川高良川合流部周辺で昆虫や植物の調査研究している子ども学芸員養成講座の成果などをパネル展示した。(鍋田康成)

                  まるごとが環境交流会で発表

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                  筑後川遺産100選座談会
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                    筑後川遺産100選座談会

                    昨年、晴れて創刊100号を迎えた筑後川新聞。一つの大きな節目を経て、これまで制作に携わってきたメンバーで、新企画を作っていきたいと思います。その名も「筑後川遺産」。これまであまり紹介していない分野や、新しい切り口から筑後川流域の魅力を約三年間にわたって皆様にご紹介していき、最終的には「筑後川遺産100選」といった形にまとめたいと思っています。今回はその構想会議の様子をご紹介いたします。(編集責任者・成毛克美)

                     

                    「筑後川新聞」とは

                     成毛 本企画では、筑後川流域の宝物として全国に発信できるものを「筑後川遺産」として紹介していきます。国内外からの旅行者が筑後川流域を訪れた際、興味を持ってもらえるよう温泉、歴史文化、景勝地など、ジャンルにこだわらず、総合的な視点を持って創り上げていくことができればと感じます。上中下流の各担当者は「これこそ」という候補を持ち寄って頂きたい。

                    駄田井 私は、企画全体の骨となるストーリーが必要だと考えます。紹介の仕方一つで、認知度が広がり、爆発的に人気が出る事があります。今、大分県の耶馬渓が再注目されているのですが、従来の美しい景観に加えて、「耶馬渓」の名を頼山陽が名付けたという事実が本の中で紹介されたところ、今までとは違った来訪者が生まれたんだそうです。

                    成毛 たしかに、世界遺産、日本遺産に選ばれる条件として、その背景のストーリーは非常に重要ですね。

                    駄田井 免疫学者であり、文筆家であった多田富雄氏は、日本文化の特徴を、多神教・自然崇拝、簡潔さを好む、判官贔屓(滅びたものを尊ぶ精神)、技術の洗練、という四つの切り口でとらえた。これを参考にして、日本人の心に響く、そして海外の方に「日本らしい」遺産として訪れて戴くきっかけとなるようなストーリーを展開したいですね。

                    桧枝 現時点での「遺産」の候補を教えてください。

                    成毛 はじめは知名度の高い場所を紹介する事になると思いますが、それを当たり前に紹介しても意味がない。だからといって、マニアックなものに走りすぎるのもバランスが悪いです。いずれにせよ読者に「行きたい」という気持ちを喚起する内容でなければいけませんね。

                    駄田井 確かに、知名度の高い名所は今まで紹介しつくしていますので、今までにないストーリー、切り口をたてて紹介していくと、新しい発見が生まれると思います。

                    古賀 ストーリーという点では、阿蘇の押戸石(標高八四五メートルの丘陵地にある安山岩の巨石群。近年、神秘的な力を秘めた「パワースポット」として人気が広がりつつある。古代遺跡という説もある)の、ミステリアスな部分を掘り下げていけば、行ってみたくなる場所ということで盛り上がるのではないでしょうか。

                    平田 磁力を帯びた石で方位磁針がくるくるとまわるので、その場所の魅力と併せて、遺産の楽しみ方、感じ方も紹介できるといいですね。

                    駄田井 古くからある物を新しい見方で検証して、価値を高めていくこともできます。例えば、東峰村の行者杉。五〇〇年も昔から守られている杉林です。歴史的な事を紹介するだけでなく、この事実を流域の山林保全のシンボルのように展開していけば、新しい意義を生み出すことができるのではないでしょうか。また、有明海のムツゴロウは少しずつ数が増えているとも聞きます。もしそうであれば、環境保全の象徴としてストーリーを立てる事が期待できます。

                    桧枝 まさに復活遺産ですね。

                    成毛 「今はないが、ここにあった遺産」という切り口もありますね。日田の装飾古墳から全国で唯一の、金細工の鉄鏡が出土したのですが、現在は東京の国立博物館に展示されています。

                    桧枝 三重津海軍所跡や袋野堰も「ここにあった遺産」と呼べますね。

                    鍋田 新しい観点から筑後川の宝物を見直していくという企画は素晴らしいですね。ネットワークが宝物になることもあります。川の駅や、源流の碑を礎とした連携が深まれば、ひとつの遺産になるでしょう。

                    成毛 日田では水量増加や、清流バイパス、夜明ダムの改修要望など、川を保全する動きが市民にも広がっています。住民運動も一つの地域の宝ですね。

                    平田 水力発電もこれからおもしろい展開ができそうです。地域で頑張って新しい宝物に育てていきたい。遺産は発見するものだけでなく、育てる物でもあるようですね。様々な切り口で、今までなかった宝物が出てきたら面白いのかなと思います。

                    川嶋 「遺産」は既存の魅力を発信して地域おこしを行うものだと考えていましたが、「俺たちの活動を遺産にしよう!」という、地域におけるプレイヤー養成の機運を高める効果も期待できそうですね。

                     

                    読者参加型企画への可能性

                     成毛 毎号コツコツと紹介をしていき、読者からもブログ等を含め情報提供してもらい、最終的には「筑後川遺産一〇〇選」という形にまとめたいと思います。

                    古賀 おそらく一〇〇では収まり切れないと思うのですが、どうやって選定しますか?

                    鍋田 すでに文化遺産として登録されている九重の山並みの風景、昇開橋などのように単体の場合もあれば、逆に日田の咸宜園と豆田町でひとつの文化遺産になっている場合もあります。昇開橋をピックアップしたい人もいれば、大川近辺の近代化遺産群を推したい人もいる。そのあたりも今後の検討課題ですね。

                    桧枝 せっかくなので、読者投票でランキングをするのも一つの方法だと思います。

                    古賀 そうですね。「読者の声」という投稿欄を仕掛けていってもいいと思いますね。以前開催していた写真展を再度開催してみるのも、遺産を掘り起こすきっかけになるのではないでしょうか。

                    平田 新聞の連載企画で紹介した後、最終的に全てをマップに落とし込んで紹介できれば、遺産の存在と意義を多くの人に浸透させることができ、特集の価値が一層高まると思います。遺産ひとつひとつをジャンル分けし、簡単な紹介を添えてわかりやすく紹介して戴きたいと思います。全国に発信できる筑後川の宝物再発見、名前としては新・筑後川遺産とするのはどうでしょうか。

                    成毛 皆さんありがとうございます。この企画を契機に、筑後川新聞がより一層、流域の皆様へ良質な情報を提供する媒体となることができるよう頑張っていきましょう。

                    (記事作成・川嶋睦己)

                    筑後川遺産座談会vol.105_02-03p

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                    第13回「ふくおか水もり自慢!in古賀」開催。
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                      第13回「ふくおか水もり自慢!in古賀」開催。

                        2016年12月3日に第13回「ふくおか水もり自慢!in古賀」が、古賀市リバースプラザこが交流舘の多目的ホールで開催されました。「ふくおか水もり自慢!」は、水や山など自然環境に取り組む市民活動団体が、一堂に集まり日頃の活動を自慢する会です。

                       開会に先立ち九州大学の島谷幸宏教授、福津市の緒方義幸さんと古賀市緑のまちづくりの会の宿理英彦さんが基調報告をされました。

                       活動報告では、福岡県下の小学生などを含む42団体による各3分間の発表がありました。発表者は発表時間3分にかけて、パワーポイントの活用や紙芝居風の発表など趣向をこらして自慢しあいました。

                       また、寸劇やパフォーマンスによる発表があり、会場を賑わせていました。特に、福岡県県土整備河川課の皆さんは、「水害から自らの命を守るために災害に備えましょう」と、楽しいパフォーマンスでアピールをしていました。小学生たちのどの発表にも感動しました。また、企業からの発泡ガラスによる川の浄化についての発表は、興味深く聞きました。

                       筑後川流域からの発表が少なかったのは少し残念でしたが、今回も盛会でした。「水もり自慢」の企画から運営にあたった九州大学、福岡大学をはじめとする他の大学の多くの学生スタッフに感謝。 (筑後川まるごと博物館 平田昌之) 

                      水もり自慢vol.105_02-03p

                      | news-ccrn | 会議、委員会、ワークショップ | 03:02 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
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